映画の感想ブログ

家でコーヒー飲みながら、映画観るのが好き。

映画「キング・オブ・コメディ」の感想

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マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロの最強コンビの映画。「キング・オブ・コメディ」というタイトルですがコメディ映画じゃないですね。 コメディ映画を楽しもうと思ってこの映画観てしまうとショックが大きそう。

 

このコンビの映画は結構たくさんありますが、好きなのは「グッドフェローズ」、「タクシードライバー」とか。「タクシードライバー」はこの「キング・オブ・コメディ」と比較されることが多いみたい。

 

この映画では、デニーロは超人気コメディアンに自分を売り込もうとしますが、その売り込み方がちょっと異常でかなりあぶないやつでした。でも、あぶないやつを演じるデニーロはなんかイキイキしてるように思う。

 

現実と妄想の区別があやふやになるデニーロには、みんなドン引きで、観てる方はちょっと怖くなってくる。

 

社会になじめなくて、あぶないやつが出てきたというより、社会の中で必然的にいてる人って感じ。社会全体が作り出すみたいな。

 

「ジョーカー」にちょっと似てる。「ジョーカー」よりこっちの方が好きかな。

 

デニーロのちょっと違ったところが観れる。自分はどっちかというと、寡黙なやばい感じのデニーロが好みです。