映画「グリーンブック」のあらすじ
ニューヨークのナイトクラブの用心棒をしていた、トニー・リップ・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)は、ナイトクラブの改装のため一時職を失う。
そこでトニーはコンサートツアーの運転手を探しているアフリカ系アメリカ人のピアニストのドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)に雇われることになる。
映画「グリーンブック」の感想
この「グリーンブック」全然知らなかったけど、アカデミー作品賞獲ってるんで、おもしろそうと思い、軽い気持ちで観てみてみた。
監督のピーター・ファレリーは、「メリーに首ったけ」とか「ジム・キャリーはMr.ダマー」とかを面白いコメディ撮ってます。このへんの映画も、以外と好きですが、この「グリーンブック」が代表作になりそう。
「差別」が大きいテーマのひとつになっていて、少し重たい感じもしますが、スッキリする映画。
イタリア系アメリカ人のトニーが運転手となって、黒人の天才ピアニストのシャーリーと黒人差別のきびしい南部へ、コンサートツアーに行くという話。
ちょっと「手錠のままの脱獄」のシドニー・ポワチエとトニー・カーティスを思い出す。知的なシドニー・ポワチエがシャーリーとかぶる。
シャーリーは天才ピアニストで、ステージでピアノをひくとすごいかっこいい。映画の中の演奏もしびれる。そんなシャーリーもステージをおりると、あつかいが、ただの「黒人」になってしまい、ギャップに驚く。
最後のコンサートで、コンサートをするレストランで食事することを断られたシャーリーにトニーが「こんなクソな店で食事するのはやめよう」って言ってくれてスッキリ。トニー最高。
1960年代で、こういうことが普通にあったと思うと、本当に怖い。
最後、シャーリーがトニーの仲間と打ち解けとてもいいクリスマスになりました。こういう当たり前の風景がやっぱりいい。
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